君が望む鋼鉄の翼
これからこのblogは著者の精神の安定を維持するための駄文置場になる予定です分隊長。

昨日戦術機について語るとは言ったが、まずは自衛隊の航空戦力について語ろう。戦術機の歴史を知る前に知っておくと役に立つはずである。

第2次大戦終結後、警察予備隊を経て自衛隊が設立された経緯はもはや説明は不要と思われるが、当時の主力はノースアメリカンF-86「セイバー」であった。早いうちからライセンス生産により充分な戦力を確保していたわけだが、これは米国が極東の拠点としていかに日本を重視していたか、ということである。なおこのセイバーは朝鮮戦争においてソ連Mig-19と史上初のジェット機どうしの空中戦を記録した機体である。

その後レーダーを装備し全天候型となったF-86D( 通称セイバードッグ)を経て主力はロッキードF-104J「シューティングスター」となる。

自衛隊初の超音速機であるF-104は「最後の有人戦闘機」という触れ込みでデビューするが、これは読んで時の如くであり、当時は本気で無人の戦闘機の登場は遠くない未来だと考えられていたのである。実際は現在最新の戦闘機(YF-25、26あたり)でもパイロットが乗らなければ意味がないのだが。

なお退役した一部のF-104Jが無人標的機QF-104Jに改造、ミサイルの演習で撃墜され「最後の無人戦闘機」となったのは航空史のアイロニー、といったところだろうか。


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